僕は山岸素子氏の講話を聴き、誰もが平等に暮らしやすい社会について考えるきっかけをいただいた。
僕が住む加須市は衣料の町として発展をしてきた。街中では多数の外国人の方を見かける。地域の事業所によって「専門的・技術的分野の外国人労働者の受け入れの拡大」と、「技能実習生としての雇用拡大」が積極的に行われているからだ。毎年交流を目的とした賑やかなパーティーが開催され、参加者はそれぞれの国の伝統料理を持ち寄る。
しかし、昨年の参加者は例年とは異なる顔ぶれとなった。ロシアによるウクライナ侵攻により、日本への避難民が多数参加されたからである。そのような状況にもかかわらず、参加者の間には笑顔があふれていた。
すべての人は、年齢、性別、国籍などに関係なく、自由に移動し、平等に社会参加をする権利を有している。国境を越え、多様な人々と向き合い、お互いを尊重しながら共に過ごしていく。近年の世界情勢を思うと、この一見簡単に思えるが、実は最も難しい課題について国際社会全体で、そして社会を構成する成員としてのわれわれ個々人が真剣に考える時がきているのではないだろうか。その先に、誰もが平等で過ごしやすい社会の実現があると思う。(高3 K・N)
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