本校の宗教教育は、カトリック精神に基づき、聖書の学びを通じて愛と奉仕の心を育みます。グローバルな視点を持ちながら、信仰と倫理を調和させた人格形成を目指しています。
本校の宗教教育
カトリックの精神に基づき、愛と奉仕の心を育む全人教育を目指しています。宗教の授業では、聖書やキリスト教の教義を学び、信仰を通じて「真理」「正義」「平和」の価値を理解します。ミサや祈りの時間を通じて、神への感謝と他者への思いやりを実践する機会を重視しています。また、学校生活全体に宗教的精神が息づいており、日常の挨拶や行事にもキリスト教的価値観が反映されています。こうした教育は、単なる知識の習得にとどまらず、社会に貢献できる人格形成を目的とし、奉仕活動や国際理解教育とも結びついています。暁星の宗教教育は、信仰を基盤に、知性・感性・倫理を調和させることで、未来を担う人材を育成することを目指しています。
宗教の授業
宗教の授業では、聖書をテキストとして学びますが、単に聖書の内容を理解するだけでなく、現代社会に関わるテーマにも視野を広げます。SDGsや環境問題、生命倫理に関する課題、さらには人工授精などの医療技術に関するトピックも取り上げ、キリスト教的価値観と現代の課題を結びつけて考えます。こうした学びを通じて、生徒は信仰と倫理、科学と社会の関係を深く理解し、複雑な問題に対して自らの考えを形成する力を養います。
宗教担当 松本 洋イエス・キリストは「許されることの少ない者は、愛することも少ない」(ルカ7・47)と語っています。高校3 年生の定期試験で「人と生きるとはどういうことか」という問題を出しました。ある生徒が「『人に迷惑をかけて成長しなさい。でも、人の迷惑をゆるせる大人になりなさい』という言葉が印象に残っています。人は当然、誰かに支えられて生きています。
その当たり前のことを忘れて、他の人の迷惑にすぐに不満を感じてしまいます。僕もそうです」と書いてきました。
人と共に生きる暮らしの中で、愛を感じ取る心が育っていることを思いました。「神は赦す」というキリストの愛に気づくことは、厳しい時代を生きる人びとを支える恵みであると信じています。
ミサ
ミサの様子毎朝の礼拝はありませんが、年間を通じて入学式や卒業式などの節目に合わせてミサを実施します。ミサは、神への感謝と祈りを捧げる時間であり、聖書朗読や聖歌を通じてキリスト教の精神に触れる機会です。生徒は静かな雰囲気の中で心を落ち着け、他者への思いやりや奉仕の心を育みます。こうした体験は宗教教育の一環として、知識だけでなく信仰と倫理を結びつける大切な学びの場となっています。
ボランティア活動「シャリテ」
輪島市での災害ボランティアの様子フランス語で「慈善」を意味する言葉に由来し、社会貢献を目的としています。生徒たちは募金活動や清掃活動などを通じて、地域や社会に役立つ取り組みを実践します。募金では災害支援や福祉団体への寄付を行い、清掃活動では学校周辺や公共施設をきれいにすることで、環境美化に貢献します。こうした活動は、単なる奉仕にとどまらず、他者を思いやる心や社会的責任感を育む機会となります。仲間と協力しながら行うことで、コミュニケーション力や主体性も養われ、将来に生きる力を身につけることができます。
あしなが学生募金の様子
千代田区一斉清掃の様子
校内清掃の様子
師田 諒宗教について
僕はキリスト教というものについて何も知らないまま入学しました。まだまだわからないことばかりですが、一年間授業を受けて、聖書に書いてあることの意味が少しずつわかるようになりました。それは、人を思いやることの大切さです。宗教の授業で得た学びを活かし、他人も自分も大切にして生きていきたいと思います。
