2024.07.08 イベント

一生の思い出~北海道修学旅行(高2)

一生の思い出~北海道修学旅行(高2)

旭川からスタートした5日間の修学旅行について、主に後半のことについて書きたいと思います。

折返しを迎えた3日目の午後は、洞爺湖にやってきました。洞爺湖はここ最近、2030年に1回のペースで噴火しており、最後の噴火は2000年に起きたのだそうです。「2000年の噴火では、大規模な噴火が起こる前兆のタイミングで住民が避難していたため、死傷者は1人もいませんでした」。このような言い方だと聞こえは良いですが、実際は噴石や土砂による甚大な被害を受けていました。その国道、橋、水道管など人々の生活の諸々がそのまま残され、日常のど真ん中で災害が起きることの凄惨さを目の当たりにしました。特に「洞爺湖幼稚園」は、噴石を受けたスクールバスが放置され、校舎内は植物が繁殖して壁を突き破っており、自然の恐ろしさを感じます。いわゆる「時が止まったよう」といった感じでしょうか。
翌日は「北海道・北東北の縄文遺跡群」に登録された遺跡へ。最終日は函館のトラピスト修道院を訪問しました。書き切れませんが、ともに学ぶものが多い地でした。
最後に、鉄道研究部である僕としては、「いつか青春18切符で道内を巡ってみたい」という思いがあった一方、この旅行では4泊5日をバスで縦断し、鉄道からは見えない景色がたくさん見られました。旅行前半の道中では、春に廃線になったばかりの線路や駅設備がそのまま残されている様子がバス車内から確認できたのが印象的でした。
北海道の鉄道は、赤字に伴い廃止が進み、転換したバスも2024年問題をはじめとする乗務員不足、乗客不足のために廃止になっています。一方で道路に目を向けてみれば、いわゆる「無料の高速道」である自動車専用道の開通が進んでいます。車を運転できない学生や高齢者にとって、公共交通は必要不可欠です。そのような機関を無くして高規格道路に投資をする姿には、少し疑問を感じてしまいました。
いずれにしても、道中も含めて5日間を通し様々な発見があり、一生の思い出に残る旅行となった気がします。みなさんもぜひ、この夏は北海道にいらしてみてはいかがでしょうか。(高2 Y.Y

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