1月のある日だったか、「在校生代表の送辞を担当してくれない?」と頼まれたとき、自分の心は2つに割れていました。正直、自分は人前で話すのがあまり得意ではないし、自分以外にもっと「代表」にふさわしいような、キラキラした人がいるはずだ、と思っていたからです。
正直原稿の内容を考えるのだって大変だし...。そう思っていたはずなのに、次の瞬間にはこの仕事を引き受けていました。思えば、自分は今までこういう仕事を意図的に避けていたと思います。もしかすると、もう少し能動的に生きようという意識が自分の中に芽生えた瞬間だったのかもしれません。
そして迎えた卒業式当日、原稿を考えるのももちろんそれなりに大変でしたが、一番心配だったのは、当日の緊張でした。プログラムが着々と進んでいき、「在校生、送辞」と読み上げられる。ついに僕の番です。正直、目の前の文章を読むので精一杯で、その時のことはあまりよく覚えていませんが、なんとか無事に、特に噛んだりすることもなく読めたみたいでした。
しかし卒業式とは不思議なもので、実際に卒業するわけでもないのに、何故だか最後は泣きそうになってしまいました。そして、来年の今日、またこの場所で、自分達の卒業式を清々しく迎えられるよう、後1年、ギアを入れて頑張らないといけないな、と強く思った1日でした。(高2 K.N)

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