「暁星高校への入学を許可します」
中学の卒業式から3週間ほどで私は高校生になりました。本来は高校生として、しっかりとした意識を持って聞かなければならないこの言葉を軽い気持ちで受け止めてしまいました。内部進学のため通い慣れた校舎、着慣れた制服、周りの友達も大きくは変わらず、正直なところ入学前はあまり実感が湧いていませんでした。環境がほとんど同じなので、新しい生活が始まるというよりも、これまでの延長のような気持ちで入学式を迎えたのが本音です。
しかし、入学式で校長のお話を聞いて、その気持ちは変わりました。校長は「暁星高校で学ぶことは決して他者から強制されたわけではなく自分で選んだ道であり、暁星で学ぶ意味は何か、自分自身でよく考えて欲しい」と仰っていました。その言葉を聞いた時、僕ははっとしました。これまでの学校生活は通うのが当たり前で、自分の意思について深く考えることはありませんでした。しかし、高校生活は違います。将来に繋がる大切な3年間です。これまで無意識に受け身がちであった日々とは違い、授業や学校行事、部活動などどんな場面でも積極的に関わり、責任を持った行動をして自分自身を成長させていかなければならないと思いました。自分の意思で暁星高校で学んでいるからこそ、1つ1つの行動に意味を持たせ、将来に繋がるような意義のある高校生活にしていかなければいけないと感じています。
この入学式は単なる節目ではなく、自分で責任を取れる大人に近づくための覚悟の式典であったのではないかと思います。暁星高校への入学を許可された者として、自分で選んだ道であることを忘れず、3年間という限られた時間の中で、暁星で学ぶ意味と自分なりの目標を見つけ、それに向かって努力し、自らの意思で選んだ学校生活をより充実したものにしていきたいと思います。(高1 S.E)

